オープニング映像が流れ、出演者が挨拶。

沖縄県はきょう、20万人あまりが犠牲となった沖縄戦の終結から80年となる「慰霊の日」を迎えた。石破総理は「平和で豊かな沖縄の実現に向けて、力を尽くすことは国家の重要な責務だ」と述べた。また米軍基地の集中を念頭に「沖縄の負担軽減を目に見える形で実現する、それが私自身の強い決意だ」と強調した。石破総理はその後、犠牲となった女子生徒らを慰霊するひめゆりの塔を訪れ献花を行い、併設された資料館を視察した。

ニューヨーク・タイムズはアメリカとイスラエルの当局者の見解として、地下貫通爆弾「バンカーバスター」で攻撃したイラン中部フォルドゥの地下核施設について「完全な破壊には至らなかった」と報じた。またバンス副大統領はNBCテレビで、核施設の完全な破壊を確信しているかと問われると「イランの核兵器開発を大幅に遅らせた」と述べるにとどめた。こうした中、イラン革命防衛隊は「前例のない犯罪で、後悔すべき対応が待ち受けている」と警告していて、イランがアメリカに対してどのような報復に出るのか関心を集めている。

アメリカによるイランの核施設への攻撃を受けて原油供給に悪影響が出ることへの不安が広がり、ニューヨーク市場では国際的な取引の指標となる先物価格が一時1バレル＝78ドル台と先週末に比べて約5％上昇し、約5カ月ぶりの高値水準となった。東京市場でも中東産の原油で取引の中心となっている先物価格が、一時1klあたり6万6390円と約4％値上がりした。イランが接するホルムズ海峡は、世界が消費する原油の約20％が通過するとされる海上輸送の要衝。市場ではイランが封鎖に踏み切ることへの警戒感が広がっていて、ガソリン価格などへ影響が懸念されている。

文科省が全国の公立の中学・高校に行った調査によると、昨年度英検3級相当以上を達成した中学生は前の年度より2．4ポイント増えて52．4％、英検準2級相当以上を達成した高校生は1．0ポイント増えて51．6％だった。英検3級相当以上を達成した中学生はさいたま市が89．2％、福井県が79．8％の一方で青森県や新潟市は30％台で、依然として地域差が大きいこともわかった。また文科省は教師の英語力と生徒の英語力に相関関係がみられるとして、全ての英語教師にオンライン研修を実施するなどの必要があるとしている。

エコノミストの崔真淑さんに聞いた。中学生、高校生の英語力が向上しているという結果について、「日本以外の東アジアの国を見ると『英語ができないとヤバイ』という感覚がある。こういった感覚が日本にも広がりつつあるのではないか。少子高齢化が加速する日本においては、海外との関係を模索しないと収入を上げていけないという危機感がある。現在の教育現場ではタブレット活用が当たり前になっていて、ゲーム感覚で安く楽しく英語学習ができるツールが溢れている。こうしたデジタルツールは教育現場の人手不足対策にも使える。世界ではChatGPTなど生成AIを英語学習に使う動きが加速している。ナイジェリアで生成AIをメインに英語学習を行う実験を行ったところ、生徒たちは本来2年かけるカリキュラムを6週間でマスターするという驚異的な結果になった」などとコメントした。

ローソンが通信大手KDDIとタッグを組み、未来のコンビニをオープンした。リアルとテクノロジーをかけ合わせた「リアルテック」をテーマに、新たな顧客体験と店舗運営を創出する。店内のいたるところに設置されたデジタルサイネージは商品の情報などを表示する他、AIカメラと連動させることで来店客の年代などの属性をリアルタイムで把握し、個人に合わせた商品を提案する。さらに社会インフラとしての役割もアップデートし、予約不要の個室相談所ではAIアバターが暮らしや金融などの相談をサポートしてくれる。状況に応じ各分野の専門スタッフにつなぐことができるため、オンライン診療などのサービスも提供する。一方店舗運営の効率化として調理や商品の品出し、清掃などをロボットが担当し人手不足を解消。またAIなどが在庫管理を担うことで、フードロスの削減にもつなげていきたい考え。ローソンの竹増貞信社長は、リアル店舗で得られる人の温かさとテクノロジーによる効率化の両立が、今後の店舗運営にも求められているという。ローソンとKDDIは実証実験で技術の有効性を判断し、既存店舗への展開を検討するとしている。

消費経済アナリストの渡辺広明さんに聞いた。ローソンとKDDIの「未来のコンビニ」について、「ワクワクする。店内全体にあるサイネージは近未来を感じるとともに、客単価アップにもつながりそう。人手不足対策として、飲料の自動陳列ロボットを導入した。これら省人化の取り組みは若者を中心に働く人が著しく不足している地方などで喫緊に求められており、早期の実現が望まれる。また遠隔接客対応も今回進化させており、将来的には遠隔の薬剤師による店頭の薬販売の服薬指導や、インバウンド顧客に対応する外国語接客などに期待が持てそう。新しい取り組みはトライ＆エラーがあるが、それをしながらサービスの店舗拡大が求められている。世界に誇る日本式のコンビニを進化させることは素晴らしく、今後に期待が持てる」などとコメントした。

労働力不足の解消を目指す事業を展開する「うるる」が行った、家庭内における夫婦・パートナー間のコミュニケーションに関する実態調査。それによるとパートナーとの1日の会話の長さについて、70％の人が「30分以上」とした。一方で30％の人が、1日の会話が30分未満であることがわかった。会話が少なくなる理由として最も多かったのは「仕事や家事で忙しく時間がない」で、続いて「疲れていて話す余裕がない」だった。子育ての悩みなどをパートナーに気軽に相談できているか訪ねたところ、48％が「できている」と回答。一方で「あまりできていない」「全くできていない」という人が21％と、悩みや相談ができないままでいる家庭の存在も見えてきた。パートナーとの会話の秘訣について、働く人に聞いた。「月に1回家族会議をスケジュールに入れている」、「シッターにお願いして意識的に2人の時間を作る」、「仲の良い関係を築くには、会話することが大事」などの声が聞かれた。

石破総理大臣が国会閉会を受けて会見、参議院選挙の公約に掲げた国民1人当たり2万円、子どもや低所得者には4万円の現金給付の意義を強調。石破総理は「安定財源なしに減税するという無責任なことはできない」などとコメント。

小泉農林水産大臣は全国のスーパーで販売された5キロ当たりのコメの平均価格が3920円になったと明らかにした。3000円台は4か月ぶり。小泉農水相は地域による価格差はあるため楽観はできないと述べた。

大谷翔平が投手復帰後2度目の先発。野球解説・川上憲伸は「スライダーを確かめている気はする」などとコメント。1イニング2奪三振18球無失点。ドジャース13－7ナショナルズ。大谷翔平は「思っていたよりも早めに復帰はできている」などとコメント。

今日の大谷翔平のピッチングを見た川上憲伸の第一印象は「すごく落ち着いていた」、注目していたのは使用した球種で「前回と違う変化球を試したいプランに乗って臨んでいた。次はスプリットじゃないか」などとコメント。

カブス・鈴木誠也が2ホームラン。日本人選手では大谷に次いで2人目となる3年連続20ホームラン。カブス6－14。

ウルフアロンが新日本プロレスと契約、「いつかプロレスをやりたいと思っていた」などとコメント。日本人のオリンピック金メダリストとしては初。来年1月デビュー戦を予定。

全米女子プロゴルフ選手権最終日。岩井千怜は4位タイ。日本勢は米ツアー16戦連続トップテン。

NBAファイナル2025第7戦・サンダー103－91ペイサーズ。富永啓生が解説。一番注目しているのは「両エースの対決」。サンダーが46年ぶりのNBA王者に。

富永啓生は来シーズンからレバンガ北海道の一員として初のBリーグ挑戦。

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で火山活動が高まっているとして、気象庁は噴火警戒レベルを入山規制のレベル3に引き上げた。また2011年同様の噴火があれば空気の振動で窓ガラスが割れる恐れなどがあるとして注意を呼び掛けている。

午後4時半ごろ横浜市都筑区のバイク販売店から出火、バイク店の上の2階に住む女性が煙を吸い病院に搬送。警察が出火した状況を調べている。