平和の礎には、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦で亡くなった人の名前が刻まれている。沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦で県民の4人に1人が命を落とした。ただ、沖縄には今も全国のおよそ7割の米国軍専用施設が集中し、自衛隊の新たな部隊の配備や強化も計画されている。那覇市では、ウクライナ支援の募金を呼びかける高校生たちの姿が。きっかけとなったのが、慰霊の日を前に高校で行われた平和学習。この日聞いたのは、ウクライナ支援を続ける那覇市出身の東優悟の活動。隣国ポーランドで避難民のための託児所を作るなどの支援を続けている。