山形のローカルフードを代表する「どんどん焼き」「だし豆腐」「納豆餅」の食品サンプルのサイズは1円玉とほぼ同じ。山形県内の作家たちによる暮らしや祭りの風景、山形のローカルフードなどのミニチュア作品の展覧会が行われた。食品サンプルのミニチュアを制作した桑原菜津美さんは山形市内にある店でミニチュア制作を行っている。材料は樹脂粘土。樹脂粘土に少し黄色を混ぜることで「どんどん焼き」の生地をリアルに再現する。特徴的な割り箸の巻き方も屋台で観察。2週間乾燥させたあと上から液体樹脂を塗りつける。山形名物の「肉そば」のリアルな鶏肉の質感を出すためにアルミホイルを使用。仕上げに歯ブラシを使用するなど身近なもので工夫する。これまで10種類のローカルフードを作ってきた桑原さんは出身地・河北町で過ごした思い出が制作の原点になっている。桑原さんは作品を通して周りの人々と山形のおいしい記憶を分かち合い、さらに多くの人々に伝えたいと思っている。
