「明日は今日よりもよくなる」と新内閣の本格始動にあたり意気込みを語った岸田総理。初入閣は11人、旧統一教会との接点を認めた議員で入閣したのは4人で、このうち1人は教団への対応を所管する文科大臣を担う。自民党関係者などからは「在庫一掃内閣」で派閥のバランスしか考えていないことが見え見えなどと不満の声が相次いだ。派閥の受け止めは、茂木派では閣僚3人、党四役2人と茂木派を率いる茂木幹事長には笑顔が見られた。二階派では当初大臣のポストを1人に減らすと打診があったが突き返したために2人が入閣した。しかし二階派の幹部からは禍根を残すことになるなどといった声が聞かれた。