石破総理はきのう午後6時から急きょ会見を開き、辞任を表明した。石破総理はタイミングについて「米国関税措置に関する交渉に人区切りがついた今こそがしかるべきタイミングである」とし党内に決定的な分断を生みたくないという辞任理由を説明した。事態が動いたのはおととい夜、菅自民党副総裁と小泉農水大臣が総理公邸を訪問し菅氏は約40分会談、小泉氏は菅氏の約1時間後に公邸を出た。石破総理は政治家同士の話を喋るようなことは断じてしないとしたが菅副総裁から「党の分裂は避けるべきである」などと話されたと述べた。きょう予定されていた総裁選前倒し実施を求める署名の提出を2日後に控えての菅氏の訪問について朝日新聞林尚行氏は「小泉氏はずっと党分裂に危機感が強く、菅氏も石橋の粘り腰に大丈夫か?という思いがあり2人の説得が大きな決定打の一つだった」などと話した。自民党はきょう臨時の役員会を開き総裁選前倒し書面提出の中止する決定を行う見通しで石破総理は総裁選挙には立候補しない考えを示している。ポスト石破は誰になるのか。