今年5月に福岡市内で撮影された学校の給食。「もやしを」使ったあえ物が並んでいるが今月の給食にはもやしが消え「キャベツ」のあえ物に変更。理由は市内で唯一の学校給食に「もやし」を納入していた業者が廃業したため。この影響で1日12万食と言う給食の献立変更を急きょ行ったという。近年、こうしたもやし業者の廃業が後を絶たないという。全国のもやし生産者数のグラフによると2009年度に235社あった業者は今年9月末には94社にまで減少。都内のスーパー「アキダイ」ではもやしの値段を数年前、原価の高騰により28円→35円に値上げ。食卓には欠かせない「もやし」だがこのままではさらに生産者が減る可能性もある」という声が上がっている。なぜこのような状態になっているのか。もやし生産工場を取材。その問題に迫る。