本日の食材は宮城・美里町のリーフレタス。やってきた施設では水耕栽培のシステムで90万株を栽培している。通常の水耕栽培はウレタン製のスポンジなどを使用するが、ここでは路地物と同じく、土を使う。ハウスの中は気温18~25℃、湿度75~85%で50日かけて育てる。ムービングシステムは成長するにつれ、自動で移動させて採れ頃になったら収穫のラインに送り出す仕組みになってはいる。光の当たり方や気温が違う所があるが、動かすことで品質を均一にできる。苗が小さいうちは栽培の効率優先で密集させ、大きくなったら伸び伸び育つように間隔を広げる。夜になると、ライトがついて畑がピンク色になる。太陽光が足りない場合、LEDライトで追加の光合成をさせるのだという。植物が最も吸収する光が赤と青の2色で混ざりあってピンク色に見えている。新鮮なレタスが食べられるように土と根っこ付きで出荷する。