「福浦の歌舞伎」は130年以上前に佐井村福浦地区を訪れた上方の歌舞伎役者により伝えられた漁村歌舞伎で、青森県の無形民俗文化財に指定されている。来週行われることしの演目は源義経を取り巻く人々を描いた「義経千本桜」で、本番に向け稽古が本格化している。出演者など10人が稽古に参加し、それぞれの役の動きや台詞回しなどを確認していた。「福浦の歌舞伎」は担い手不足が続いていることから毎年出演者を募集していて、ことし役を演じる12人のうち半数余は県外や地区外の人たちだという。福浦芸能保存回・田中均会長は「地区外の人たちの力がなければまずはできない。本当に感謝している。始まって終わるまでの雰囲気を楽しんでもらいたい」と話した。「福浦の歌舞伎」は4月10日、佐井村の「歌舞伎の館」で上演される。
