さとりさんは「山崎賢人さん版が全く新しい陰陽師の映画ということでおもしろいんですよ」と話した。今回の「陰陽師」は、陰陽師になる前の学匠の物語になっているため、陰陽師になるための勉強が描かれている。アクションシーンについて、山崎賢人さんは身軽さなどなどを表現するために、「アクション監督が羽生結弦さんのスケートの演技を見てインスピレーションを受けた」などと話した。佐藤嗣麻子監督は、「まだ完成されていない学生の方が良いかな」と思い安倍晴明の学生時代を映画にしたという。ふんだんにVFXを活用。夫である山崎貴監督の作品「ゴジラ-1.0」のVFXチーム白組が担当したという。先日行われた舞台挨拶には山崎貴監督がサプライズで登場した。本作で大きなテーマになるのが「事実」「真実」の違い。現実の世界と呪にかかった世界が交差するストーリだが、これには「争う前にこれは自分の思い込みであるっていう自覚・呪にかかっているということを自覚したほうが、厳しい言葉とか言わなくて済むんじゃないかと」という思いをもっているとのこと。