ロシアのプーチン大統領は明日から中国を公式訪問し習近平国家主席と首脳会談を行う。プーチン大統領としては新たな任期のスタートにあたり、対立を深める欧米への対抗姿勢を示すうえで中国との強固な関係を誇示したいものとみられる。韓国KBSは、今後プーチン大統領の北朝鮮訪問も見込まれるだけにロシア、中国、北朝鮮の3か国が本格的に関係を強化するのか関心が集まっていると伝えている。通算で5期目の任期に入ったロシアのプーチン大統領は就任後、初めてとなる外国訪問として16日から2日間中国を訪れる。去年10月、一帯一路首脳フォーラム参加以降およそ7か月ぶりの中国訪問。両国の国交樹立から75年を記念する催しにも参加する。プーチン大統領はハルビンも訪れハルビン工業大学で学生らとも会う予定。ハルビンは中国東北地域とロシア間の経済協力を象徴する都市であり中国を代表する軍需工業都市。今回の中国訪問は両国の結束を示すねらいがあるものとみられる。中国外務省報道官によると両国関係の協力と国際地域の問題について意見を交換するという。さらに、朝鮮半島とウクライナの問題についても議論する予定。特に、プーチン大統領が北朝鮮を訪問する予定もあるだけに中国訪問以降北朝鮮、中国、ロシアが本格的に関係を強化するかに関心が集まっている。