きょう午後、中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が地球に帰還し、中国北部の内モンゴル自治区に着陸した。「嫦娥6号」は先月3日に打ち上げられ、地球からは見えない月の裏側で岩や土壌などのサンプルを採取し、世界で初めて地球に持ち帰ることに成功。宇宙開発をめぐって、アメリカとの競争が激化する中、習近平国家主席は「人類史上初めて月の裏側からのサンプル回収を実現したことは宇宙強国の象徴的な成果だ。今後も民族復興の偉業に貢献してほしい」とコメントで称賛し、国威発揚を図っている。
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