随意契約による備蓄米の販売開始から1週間、コメの価格が動きだした。一方小泉農林水産大臣から飛び出したコメの緊急輸入については農家から戸惑いの声が上がっている。都内のスーパーでは税込みでも1998円と2000円を切る値段で備蓄米を販売していた。さらにきょうコメを扱う業者の間に衝撃が走った。コメの価格が急に下がり始めたことに驚くのは都内の老舗コメ販売店の男性の姿があった。これはJAを通さないコメのスポット取引によるもので、今後の指標として注目されている。新米が出回ると24年産の米が値崩れするため売りが増加し価格が下がり始めているといい銘柄米の店頭価格は5kg5000円から4000円程度に下がる見込みだという。小泉大臣はきのう政府備蓄米が尽きた場合外国産米の緊急輸入を検討していると発言。政府はこれまで国内生産への影響を考慮し輸入米の受け入れには慎重な姿勢だった。政府は”ミニマム・アクセス米”として毎年約77万tを関税ゼロで輸入、そのうち最大10万tは主食用だが例年9月以降の輸入の前倒しを検討。しかし農業経営の専門家は”輸入依存”のリスクを指摘している。
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URL: http://www.hanamasa.co.jp/shop/tokyo/shibaura.html
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