日本人は世界の平均よりも睡眠時間が短いことで知られている。イタリアから来たという観光客は8~9時間ほど寝ていると話す様子を見せ、実際にOECDの調査でも日本の平均が7時間22分なのに対し、イタリアの平均は8時間33分となっていた。熊本県の学校では昼寝の時間を導入するなどし、昼休み後の授業の効率を上げる狙いもあるという。中には社内にベッドが設置された企業もあるのだという。都内のクリニックには眠りにくさを訴える声も聞かれていて、コロナが落ち着く中で出勤のための時間に睡眠の時間が削られてしまうのだという。睡眠不足は肥満・心筋梗塞・うつ病などにつながるとするガイドラインも存在している。柳原万里子医師は寝る前にリラックスするためには心拍数が上がるような心配事や激しい運動を避けることが重要、動画を見るよりも光を控え音だけで楽しめるものを楽しむことが大切だとしている。