石川県・志賀町の指定避難所だった富来小学校が衛生や耐震の面で問題があるとして閉鎖を決定。きのう82人の被災者は別の避難所などに移ることになった。石川県内で初めての仮設住宅がきょう輪島市に引き渡されることになっている。輪島市での仮設住宅への申込みはすでに4000件を超えている。しかし今回は18戸。またそもそも立てた場所に不安を感じている人もいる。避難生活が長期化するなか新たな課題も生じている。馳浩知事は「一つの課題はコミュニティ。人と人とのつながりを考えると2次避難所でホテルの一室やアパートの一室にいることに耐えられないと。これはある意味で孤独死の現象に近いと思う。フェーズが進んできたが故の次の課題に入った。」などと話した。