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「自由で開かれたインド太平洋構想」 のテレビ露出情報

田端祐一氏の解説。米大統領選ではインフレ・格差に苦しむ人たちに「民主主義を守る」というハリス陣営の訴えはそれほど浸透しなかった。トランプ氏は忠誠心のある人物を司法機関や情報機関のトップに据えようとしており、就任後は対立する政治家や政府高官に対する報復キャンペーンに乗り出すのではないかとみられている。米国民が「民主主義陣営」だと誇りを持って語れるかどうか重要な4年間になる。
宇野氏は「米国が自国のことだけを考えて果たして世界の民主主義は守れるのか。今のところ米国は自国第一主義に突っ走りそう」などと話した。市原氏はヨーロッパでの右派台頭の背景について「国内で経済格差の広がり、貧しい人々がアイデンティティーの政治に助けを求める傾向がみられる」などと話した。
UNDPは「民主主義のパラドックス」に警鐘を鳴らしている。UNDPによると、世界のほとんどの人が民主主義を支持する一方で、権威主義的な指導者を選ぶ傾向が強まっているとして、それを「民主主義のパラドックス」と呼んでいる。UNDPのアヒム・シュタイナー総裁は「多くの人々が国家の発展における敗北者だと感じている。指導層が国民の信頼と自信を失えば民主主義は崩壊し、独裁政権の下で暮らすことになるかもしれない」などと話した。
民主主義の未来について。市原氏は「説明責任の強化が求められる。三権分立などの水平的な説明責任と、市民社会・メディアが政府を監視していく垂直的な説明責任の2つがある」などと話した。民主主義が正しく機能するために必要なことについて宇野氏は「まず自分が参加しているという実感を取り戻すこと」などと話した。また市原氏は「日本は自由主義的な考え・政策を実践する力が弱いと感じる。日本を始めとした民主主義国家は戦争の言説に民主主義が巻き取られないようにすることが必要」、宇野氏は「世界各国で少数与党政権が誕生したが、少数与党は悪い面ばかりではない。少数与党政権が他の政党といかに対話を重ねて政策を決めていけるか。このプロセスの実践という方向に向かっていってほしい」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月10日放送 9:00 - 10:00 NHK総合
日曜討論経済 外交・安全保障 政策論議のゆくえは
米大統領選では共和党・トランプ氏が勝利した。小野寺氏は「トランプ氏は関税問題・安全保障で日本への負担を求めてくる。日米の基軸を基本に据えて国益に資する交渉をしていく」などと述べた。重徳氏は「大統領が誰になっても日米同盟を基軸とした安全保障は欠かせないもの。トランプ氏は対中国における日本の重要性を理解していると思うので、国際社会に空白を作らないようにアメリカに[…続きを読む]

2024年10月3日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
石破総理大臣は表敬訪問した米国のエマニュエル駐日大使と会談し、日米同盟を強化し、緊密に連携する方針を確認した。エマニュエル大使は賛意を示したうえで海洋進出を強める中国を念頭に置いたビジョン「自由で開かれたインド太平洋」の実現には日米同盟の強化が重要との考えを示した。さらに会談では韓国やフィリピンといった同志国を含めた連携を推進していくことでも一致した。

2024年4月18日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
米国海軍は台湾海峡の上空で17日、“P8A哨戒機1機を飛行させた”と発表し、“自由で開かれたインド太平洋へのアメリカの関与を示すものだ”などとしている。これに対し中国軍の東部戦区の報道官は“国家の主権と安全、地域の平和と安定を断固として守る”として反発している。米中両国は約1年5か月ぶりに国防相会談を行ったが、双方がけん制する状況が続いている。

2024年1月30日放送 13:00 - 14:39 NHK総合
国会中継(政府演説 〜衆議院本会議場から中継〜)
上川外務大臣の外交演説。上川氏は、世界は歴史の転換点にあり、ロシアの侵略に晒されているウクライナや、存在感を高めるグローバルサウスなど課題が山積していると現状を話した。上川氏は、今年初頭に欧州や北米、トルコを訪問し、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化や、ウクライナ支援、女性・平和・安全保障(WPS)について協力を確認してきた。中東情勢については、ハマス等の[…続きを読む]

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