自民党総裁選挙を巡り、林官房長官が出馬への準備を始めたことがわかった。上川外務大臣など出馬に意欲を示す閣僚や議員が相次いでいる。石川県金沢市を訪れていた自民党茂木敏充幹事長は、記者団に自民党総裁選の出馬について問われ「夏の間考える」と話した。加藤勝信元官房長官がすでに出馬に意欲を示している。麻生派からは河野太郎デジタル大臣も立候補に意欲を示している。麻生副総裁は岸田総理が不出馬を表明したその夜に茂木幹事長と会食し、今後の対応などについて協議したとみられる。小林鷹之前経済安保担当大臣は、立候補に必要な20人の確保に自信を見せていてあさってにも立候補を表明する方針。