来月行われる自民党総裁選挙に向け小林鷹之前経済安全保障担当大臣が立候補することを正式に表明した。総裁選への出馬表明は初めて。今後「ポスト岸田」をめぐる動きが加速する見通し。小林前経済安全保障担当大臣は「経済こそ国力の源泉。オールジャパンで日本経済を上昇気流へと乗せていく」と述べた。小林氏は当選4回の49歳で、派閥横断的に中堅若手の議員が支援する。会見では総裁選について「脱派閥選挙を徹底し、旧派閥には一切支援を求めない」と強調。経済政策をめぐっては「半導体や宇宙分野などに大胆な投資」「若者の手取り収入を大幅に増やし少子化対策につなげる考え」を示した。