日本維新の会が党大会を開き、活動方針について「現役世代の活力を取り戻す改革」や、安保政策を議論する調査会を新設することを打ち出した。無党派層が多い現役世代を取り込み、安保政策に弱いイメージを払拭する狙いがあるという。維新は、次の衆院選で野党第一党になることを目標とし、与党の過半数割れ追い込みを明記している。岸田内閣と自民党の支持率が低迷する中、維新と立憲が選挙協力をすれば政権交代に近づくが、維新幹部の1人は「基本政策で一致していない立憲とは絶対に組まない」と強調している。また、与党が過半数割れしたときの連立政権入りについては、否定的な考えを示している。