自民党、公明党の与党はきょう夕方、来年度の税制改正の与党案を正式決定する。その全容が判明した。「いわゆる103万円の壁について所得税の基礎控除の額を現行の最高48万円から最高58万円に10万円、20％t芸度引き上げる」としている。給与所得控除については「現行の55万円から65万円に10万円引き上げる」と明記。103万円の壁を123万円まで引き上げる。与党と国民民主党の幹事長同士で交わした178万円を目ざす合意については「自民党、公明党としては引き続き真摯に協議を行っていく」としている。大学生などが対象の特定扶養控除については新たに「特定親族特別控除」として年収要件を150万円に引き上げた。それを超えても親などが受けられる控除の額は段階的に逓減する仕組みにする。