政府はきのう、関係閣僚会議を持ち回りで開き、防衛力強化に向け、自衛隊などが訓練などで円滑に使えるように整備・拡充する「特定利用空港」に、宮崎空港を指定することを決めた。宮崎空港を含む九州・沖縄の5つの空港を指定した。政府は、いずれの空港も、民間利用を主体とすることは維持しつつ、必要に応じて、滑走路の延長などを進める計画だ。特定利用空港のさらなる指定に向け、全国の自治体との調整などを引き続き進めていく方針だ。軍事拠点とみなされ、攻撃目標となるリスクについて、林官房長官は、平素の利用に大きな変化はなく、攻撃目標とみなされる可能性が高まるとは言えないなどとした。