船橋市地方卸売市場で大行列ができるのが、今年で創業55年を迎えた「大乃家食堂」。中でも一番人気が海鮮丼(1800円)。ネタは日によって変化する。絶品料理を生み出すのは3代目の五十嵐雅哉さん、2代目の五十嵐好江さん、初代の大野安枝さんの親子3代。仕込みが始まるのは午前2時半。まず取り掛かったのは看板メニューの煮付け。じっくり煮込んでいった。午前4時前にはおにぎりを握った。市場で働く人のためにおにぎり・いなり寿司を100個作るという。そして、自転車に乗って出来立てを1軒1軒届けに行った。そして午前7時、オープン前から店の前には行列が。3代目は「愛される食堂として守り続けていければと思います」などと話した。