映画の元となったのはペリリュー島の戦いを描いた漫画。敵を殺す場面だけじゃなく、飢えや渇きにさえなまれながら仲間が次々と戦死していく姿が描かれている。戦場で極限状態におかれた若者たちは何を感じていたのか。その心情を丹念に描き、多くの人の共感を呼んだ。原作者の武田一義さんは今回の映画で脚本を担当した。原作の漫画を最初に発表してから10年。戦争の悲惨さを伝えていくことの大切さを強く感じている。ペリリュー島の戦いで旧日本軍の主力となったのが水戸市に駐屯地があった水戸歩兵第2連隊だった。駐屯地があった場所は現在の茨城大学水戸キャンパス。映画の公開をきっかけに学生や教授が歴史を見つめ直す活動を始めた。この日は市内の戦争の記憶を語る石碑を巡ることにした。1万人あまりの日本兵が祖国のために戦い、生還したのは34人。その事実を静かに語り継ぐ石碑に学生たちは思いを巡らせる。原作者の武田さんは世界で争いが続く今だからこそ、戦争・平和を考える入口にしてもらいたいという。
住所: 茨城県水戸市文京2-1-1
URL: http://www.ibaraki.ac.jp/
URL: http://www.ibaraki.ac.jp/
