夏の甲子園はあす、ベスト8の対戦。その内4校で2年生投手が活躍しており、中でも今大会注目のピッチャーは山梨学院の菰田陽生。恵まれた体格はプロ球団だけではなく、プロレス団体も注目しているという。長身から繰り出す角度のあるストレートを武器に、ここまで1失点。松坂大輔は「非常に体の使い方がうまい」などとコメント。京都国際との決戦を前に、菰田は「自分のピッチングをすることが一番」などとコメントした。第3試合の県岐阜商と横浜の対戦では、2年生エースの対決に注目。県岐阜商の柴田蒼亮は2試合で完投勝利し、松坂のイチ推しポイントは果敢にインコースを突く投球スタイル。横浜の織田翔希は3試合無失点と絶好調で、2回戦では初球から自己最速の152キロをマークした。第4試合に登場する沖縄尚学の末吉良丞は、1回戦に14奪三振で完封勝利。きのうの3回戦でも12奪三振をマークした。末吉は「同学年に山梨学院の菰田や横浜の織田がいるが、彼らは彼らなりの持ち味がある。一番は自分のやるべきことをしっかりやること」などとコメントした。