自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、きのうに続いて開かれている衆議院政治倫理審査会での自民党の関係議員の審査に柴山昌彦氏、鈴木英敬氏、関芳弘氏、田畑裕明氏、根本幸典氏、萩生田光一氏、平沢勝栄氏の7人が出席。参議院でも太田房江氏、松川るい氏、森まさこ氏、山谷えり子氏の4人の審査が行われている。午後3時ごろからは旧安倍派の5人衆と呼ばれる有力議員の1人、萩生田元政務調査会長が出席し、不記載について問題が明らかになって以降に事務所の担当者に確認した内容を明らかにした。不記載の金額が2738万円と85人中3番目に大きくなったことについて、経済情勢などに伴い超過分の還付が増えたこと、政調会長などを歴任しパーティー券購入希望者が増えたことなどを挙げ、還付を受ける金額を多額にする目的で販売したことはないとした。関芳弘氏は、2022年春頃派閥会長の安倍元首相に法的に問題があるなら運用を改めるべきと相談し、安倍氏は賛同する、他の人からも聞いている、取り扱いを変えようと思っていると応じたことを語った。