新紙幣のデザインをスタジオで紹介。1950年からの紙幣の推移の紹介。ニッセイ基礎研究所・福本勇樹さんによると、新紙幣が発行されることで店や銀行などの設備が更新されて、およそ5000億円の経済効果があるという。中でも注目なのが個人が自宅で保有しているタンス預金約50兆円。新紙幣が登場することで旧紙幣となってしまうため、一定額のタンス預金が新紙幣や他の金融資産に変えられる可能性があるという。旧紙幣もそのまま使えるが、使えなくなってしまうのではという誤解や両替機が対応をやめて使いづらくなってしまうのではという不安感などから、この機会に新紙幣や他の金融資産に変えていく動きが出てくる。2004年の前回、新紙幣が発行された時から推測すると、およそ5%から10%、額にして、およそ2兆5000億円から5兆円のタンス預金が流通する可能性があるという。