柄本さんが演じる平安貴族の頂点を極めた権力者・藤原道長。源氏物語の執筆をした紫式部をバックアップしたとも言われている。今回のドラマでは紫式部と幼馴染で生涯に渡って互いの人生に影響を与え合うという設定。これまでの道長とは違った新たな一面が描かれる。柄本さんは今の残されている道長の書から役作りのヒントを得たという。ドラマの舞台は1000年以上前。特に苦労したというのが衣装。袖の捌き方や座り方・歩き方など所作一つ一つが大変だったという。個性溢れるキャストで描かれる大河ドラマ。撮影現場の雰囲気は撮ってない間はくっちゃべってて撮影が始まると兄弟げんかが始まってという感じだそう。吉高さんとの共演については明らかに存在感と奥行きが増していると。さらに個人的には秋山竜次さんが演じる藤原実資がツボだという。高校生の頃から役を演じるという仕事を続けてきた柄本さん。多忙な日々の中で日常生活を大事にしているという。その背景には同じ俳優だった母に言われた言葉があるという。俳優という仕事を始めた時は高校生だったが俳優の方が楽しくなって学校生活をおろそかにしていたと。そんな時に母から「本分は高校生である。生活者として生きていることがこの仕事を支えてくれる」と言われたことがあったそう。その言葉がベースとなっているとのこと。大河ドラマ「光る君へ」の初回は1月7日(日)夜8:00から。