衆議院選挙の争点についてテーマ別にシリーズで伝えている。きょうは「憲法改正」。ことしで施行から77年が経つ憲法。これまで一度も改正されたことはない。改正するには改正原案を国会に提出し、衆議院と参議院それぞれのすべての議員のうち3分の2以上の賛成が必要。その上で改正案を国民にはかり、投票した人の過半数の賛成が必要になる。衆議院の憲法審査会では、憲法に自衛隊を明記するかや災害などの緊急事態での対応を新たに規定する「緊急事態条項」の是非などが取り上げられていて、衆議院選挙の論戦で議論が深まるかどうかも注目される。