あさっての衆議院選挙の投票日を前に、県選挙管理委員会は船で瀬戸内海の島々を巡り、海上から投票を呼びかけている。県の広報車が4台しかなく、すべての離島に車を回せないことから小豆島を除く県内の島しょ部を対象に県選挙管理委員会が行っている。巡回初日のきょうは高松港で職員3人が県の船「ことぶき」に乗り込み高松市沖の女木島に向かった。「ことぶき」は普段は密漁の取り締まりなどを行う漁業指導船として使用。船は直島や丸亀市の本島など県内21の島に住む4500人余の有権者を対象にあさっての投票日当日まで巡回する。県選挙管理委員会事務局課長補佐・川西主馬が「国政の将来を決める大切な選挙になる。自身の意思で投票していただきたい」とコメント。