衆議院選挙。各党の幹部は全国各地で街頭演説を行い、議席の上積みに向けて支持を訴えた。自民党・小泉選対委員長は「経済対策、必要な課題解決のための予算をしっかりとつける」などと話した。立憲民主党・岡田常任顧問は「介護や医療に必要なお金は必ず増える。政治家が、政党がいい加減なことばかりやっていれば誰も言うことを聞かない。ここは政権交代しかない」とした。日本維新の会・藤田幹事長は「国民の負担は増え続けて消費は下がり、子どもに直撃していく。税や社会保険料を上げることにあらがい、むしろ下げて国民の懐を豊かにし、消費を喚起していく」と話した。公明党・山口常任顧問は「政権の姿を示し、政策を前に進めると訴えているのは自公連立政権しかない」と強調。共産党・山添政策委員長は「国民の怒りを自民党は受け止めず全く反省などしていない」と自民党を批判。国民民主党・浜口政務調査会長はで街頭演説し「国民の懐を豊かにしたい。古いルールや税制、仕組み、制度を変えていく」と演説を行った。れいわ新選組・山本代表は「頑張っているのは国民。頑張っていないのは政治のみではないか。それを入れ替えるための選挙」とした。社民党・福島党首は「軍事費ばかりがうなぎ登りの青天井。教育、農業、福祉、介護などにしわ寄せが来ている。軍拡大増税にストップをかけていく」とし、参政党・神谷代表は「国民のお金がどんどん無くなり資産がどんどん外国に買われている。それを放置しているのが自公政権」とコメント。12日間の選挙戦は、あすが最終日。各党の党首や幹部は、有権者の多い都市部や、重点区と位置づける選挙区などに応援に入って、最後まで支持を呼びかけることにしている。