池谷さんは「選挙を受け、1つ大きな不透明要素が増えたという感覚があるんですが、この先投資家はどんな心構えで動けばよいのかというのを聞きたい」と言うと、木野内さんは「20代・30代の方が政治にちょっとがっかりしているんじゃないかと思うんですが、先は長いので積立投資は淡々と着実にやっていくということが後で大きな果実になるという事が多いので、ぜひ積立投資は途中でやめずに続けてほしい」、中原さんは「不透明感が強いのでどこに投票したらいいのか分からないという友達は結構多かったと感じる」などと言った。植野さんは「私の専門の為替だと、短期的な政治の動きにあまり一喜一憂せず、バランスよく積み立てでやっている方がすごく多い。為替の場合もいつどの通貨がどの形で動くのかというのが政治にも影響されるが、基本的には日本と海外の成長力格差や、金利の絶対的な差など、そういうことを考えると積立投資はあまり円資産に集中投資するのではなく、外貨を含めた株や債券も含めバランスよく投資するのが必要なんじゃないかなと思う」と話した。