先月の衆議院選挙を受けた特別国会がきょう召集され、午後に開かれる衆参本会議で石破総理が第103代の総理大臣に選出される見通し。石破内閣はけさの臨時閣議で閣僚らの辞表をとりまとめて総辞職した。衆院選で与党の議席数が過半数割れしたことから、午後に行われる総理大臣の指名選挙では1回目の投票では決まらず、石破総理と立憲民主党・野田代表による決選投票の公算が高くなっていて決選投票となれば1994年以来30年ぶりで石破総理が選出される見通し。石破総理はきょう午前、国民民主党・玉木代表や立憲民主党・野田代表と党首会談を行った。玉木代表は「年収103万円の壁」の見直しを要求。石破総理は今夜にも第2次石破内閣を発足させる考えだが与党が過半数割れする中野党の協力が欠かせない状況で厳しい政権運営を強いられることになる。