戸川大冊氏は斎藤知事と契約を結んだPR会社のホームページなどを目にし、「本当にこんなことを書いて大丈夫なのかなと思った」と話す。選挙プランナーの仕事には収支報告書などの文書作成、活動に違法性がないかのチェックなどがあり、伴走者として新党、無所属、新人候補者を支えることが多いという。選挙プランナーに関する小説を上梓したことがある真山仁氏は「選挙に勝つために作戦を練り、準備をするが、告示したら何もできなくなるので段取りまで」と話し、件のPR会社は選挙プランナーとは思えないという。戸川氏は映像に残ってしまうことを危惧し、些細なミスもしないよう黒子に徹するという。