今回の衆議院選挙の結果を受けた日米関係の今後、そして高市総理の経済政策がもたらすアメリカ経済への影響を、ワシントンの有力シンクタンクで日本分析を担当するトップに聞いた。CSISの上級顧問兼日本部長のクリスティ・ゴベラ氏によると、高市総理の大勝がもたらす大きな利点は、予測不能なトランプ政権と向き合うための「安定した基盤」が構築されたこと。防衛費の負担分担や通商交渉をめぐりさらなる難題に直面する可能性が極めて高く、3月の首脳会談に向けた良好な足場が固まったといえる。ゴベラ氏は、首脳会談では防衛費の増額そして経済安全保障の分野で何らかの合意が見込まれると予想する。一方、食品への消費税減税など積極財政を掲げる高市総理の経済政策による影響については、アメリカ政府も難しい舵取りを迫られるとみている。
