能登半島地震から1か月。県内では1万3000棟余で被害が確認されている。液状化の被害が大きかった新潟市ではきょうから罹災証明書交付窓口を増やして対応を急いでいる。住宅被害は全壊90棟、半壊1894棟、一部破損1万1088棟、津波による床下浸水14棟の計1万3086棟。新潟市西区を中心に液状化の大きな被害が出ている。罹災証明書の調査はきのうまでに申請が1万1364件あり、1万756件が終了したが、罹災証明書の交付は792件にとどまっている。交付を待つ人からは不安の声があがり、住宅の確保など生活再建に向けた支援が課題となっている。