能登半島地震により石川県では7万棟以上の建物が被害を受け、このうち3500棟が液状化現象によるもの。新潟市では石川・内灘町を上回る液状化の被害が出ていた。地震で液状化の被害を受けた青柳さん宅は自宅が大きく沈んだ。青柳さんはこの土地での再建を諦め引っ越しを決断したという。液状化の被害は新潟市だけでも約1万棟で石川県全体の2倍以上。かつて埋め立てられた旧信濃川、過去にも液状化が発生した場所で今回被害が相次いだ。研究する専門家は「地域全体で地盤を改良する必要がある」と指摘している。ただちに避難するために、その土地の特徴を把握して避難計画を立てる必要がある。