愛媛・今治市の山火事で、市は火が拡大するおそれがなくなったとして、発生から9日目のきのう「鎮圧」を発表した。会見で今治市・徳永繁樹市長は「火災は鎮圧したと発表する。その後完全に火種が消えたことを確認した時点で鎮火となる」と述べた。先月23日に今治市で発生した山火事は、これまで隣接する西条市を含め、約442ヘクタールを焼き、県内では平成以降最悪の規模となっている。今治市は先週金曜日に「延焼阻止」を発表。上空からの調査では複数の熱源が確認でくきるとして、消火活動を続けていた。きのう午前、現地を最終確認した結果、火が拡大するおそれがなくなったとして鎮圧を発表。今治市の一部に出されていた避難指示も解除されている。