パリ五輪柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実は、オリンピック初出場。阿部詩に敗れ、東京五輪を逃したことから、2019年に52キロ級から階級を変更した。今大会は、得意の巴投げから腕ひしぎ十字固めの合わせ技で勝ち進んだ。準々決勝では巴投げで一本勝ち、準決勝は、相手が3つの指導を受けて反則勝ちとなった。決勝では、巴投げで技ありを奪い、ポイントを守りきって優勢勝ちとなった。日本勢初の金メダルを獲得した。溝口は、同じ巴投げでも、入り方がそれぞれ違う、両足で投げていて、上げやすく、コントロースしやすくなっているなどと話した。