東京・杉並区でグリーンスローモビリティと呼ばれる低速で走る電気自動車の本格運行がきょうから始まった。グリーンスローモビリティは時速20キロ未満で走る電気自動車のことで、杉並区が荻窪駅の南側の地域でふだんの買い物や近くにある3つの庭園を巡る際の移動手段として活用してもらおうと、おととしから実証運行を行ってきた。そしてきょう午前9時から本格運行が始まり、早速区民などが利用していた。車はカート型とバス型の2種類あり、運行時間は午前9時から午後5時までで、本数は一日24便。料金は1回の乗車につき100円で未就学児は無料。杉並区によると、グリーンスローモビリティの都内での本格運行は豊島区、町田市に続いて3例目だという。