2018年に83年の歴史に幕を下ろした築地市場。きのう再開発を担う事業者が会見を行い壮大な計画を発表した。総事業費約9000億円、広さ19万平方メートル(東京ドーム約4.2個)。商業施設やホテル、オフィスなどが入る合わせて9棟の建物から構成される。その中心を担うのが最大5万7000人を収容できる巨大なスタジアム。用途に応じてフィールドや客席の形の変更が可能で、最先端の演出技術を使うことでイベントの臨場感や没入感を提供する。また交通をより便利にするために築地を中心に船での移動をしやすくし、さらに将来を見据え「空飛ぶ車」の発着場も建設予定。2038年に全体開業予定。また2040年までに新築地を通る東京駅と臨海部を結ぶ新たな地下鉄の建設も計画されている。