北九州のソウルフード「資さんうどん」がこの冬、関東に初進出。千葉県八千代市に第1号店をオープンした。資さんうどんは1976年、福岡県北九州市で創業。九州を中心に74店舗を展開している。およそ30種類のうどんのほかに、10種類ほどのおでんも人気。更に、関東のうどん店ではあまり見かけない資さん名物ぼた餅など、うどんと一緒に味わえるのも魅力の1つ。資さん・佐藤宗史社長は「長らく関東のお客さまから“はやく資さんを出店してほしい”というお声を本当にたくさん頂いていましたので、ようやく出典することができました」と述べた。コンセプトは「九州の味をそのまま関東へ」。プレオープン3日前、料理提供のトレーニングが行われていた。特に力を入れているのが提供のスピード。できたての温かいうどんを届けるため、温度も徹底的にチェックする。一方、キッチンでは、資さんうどんに欠かせないごぼうの天ぷらを揚げていた。福岡では、ごぼ天はトッピングとして定番の具材で、その店の個性を表す大切なトッピングだという。他にも、もつがたっぷり入ったもつ鍋うどんに、香ばしい味わいの焼きうどんなどメニューは全部で100種類以上。24時間営業で、ファミリー層を中心に幅広い客をターゲットにしている。そして迎えたプレオープンの日。10時の開店を前に外には客の長い行列ができていた。資さん営業本部関東ブロック・田島司ブロック長は「ここからがスタートになりますので、関東のお客様にもっともっと資さんうどんを広めていきたい」と述べた。
住所: 千葉県八千代市大和田新田1062-7