夏バテ対策として実際に行っている事を調査したところ、水分や塩分の補給、冷房の適切な使用などが上位を占める一方、特に何もしていない人も一定数いる。医師が勧める夏バテ対策として効果的なのが筋トレだという。埼友クリニックの高取優二先生は、運動することで交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり自律神経が整って夏バテの症状が改善すると話した。また筋肉量が増えると熱を生み出す力が高まり体温調節がしやすくなるため冷房などの影響を受けにくい体になる。夏バテに効果的なのは有酸素運動で、人と話ができて軽く汗ばむくらいを意識する。筋トレやラジオ体操なども手軽でおすすめ。ラジねえ。こと上羽悠雅さんは、年間5万人にラジオ体操を通じて健康を促進する活動をしており、大阪・関西万博でもTEAM EXPO 2025プログラム/共創パートナーとして参加している。ラジオ体操は1928年に生まれ、1951年に現在のラジオ体操第一の形になった。ラジオ体操は3分間で全身の約200個の骨&約400個の筋肉を動かせる究極の全身運動。ラジオ体操第一は13種類の運動から構成され、腕を振って脚を曲げ伸ばす運動は全身の血行を促進させて基礎代謝を上げる効果がある。続いて胸を反らす運動は、呼吸機能を高めて自律神経を整える。膝を伸ばして胸から反らすことが大切。続いて腕を上下に伸ばす運動は、筋肉量を増やして体温調節機能を向上させる効果がある。全ての動きを素早く&力強くやること。さらにラジオ体操以外にラジねえ。がおすすめする体操は、呼吸を意識しながらゆっくり首回し、両手&かかと上げ体操、大きく深呼吸。