身近な交通インフラにも異変が起きていた。首都圏でバスの廃止や減便が相次いだ。東京・足立区では今年3月、地元を走るコミュニティーバスが廃止になった。この路線ができたのは20年程前。住民たちの署名を集め区に撤回を求めたが停留所は撤去された。こうした減少の背景にあるのが「2024年問題」。運転手の労働時間の規制が強化されたことなどによって人手不足が加速した。横浜市にある市営バスは今年に入り運転手の勤務調整は綱渡りの状態が続いている。ここでは春のダイヤ改正で全体の4%程に当たる367便を減便。
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