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「軽度認知障害」 のテレビ露出情報

ことし国が発表した軽度認知障害の患者数の推計では、2022年の時点で558万人余、2040年には612万人に上るとしている。治療に使う新たな薬が正式に承認された。鍵は早期発見と予防。国内での製造販売が正式に承認されたのは、アルツハイマー病の新薬「ドナネマブ」。投与の対象は、アルツハイマー病の患者のうち、認知症を発症する前の軽度認知障害の人や軽度の認知症の人となっている。アルツハイマー病になった患者の脳には、アミロイドβと呼ばれる異常なたんぱく質がたまり、これによって神経細胞が壊れると考えられている。ドナネマブは人工的に作った抗体をアミロイドβに結合させることで取り除き、症状の進行を抑えることが期待されている。
軽度認知障害とはどのようなものなのか。認知症の専門医、総合東京病院・羽生春夫医師は「認知症でも正常でもない、その境界領域、グレーゾーンにある状態。物忘れはあるが、日常生活には支障をきたさない状態」と語った。簡易的にチェックする方法も。1分間に動物の名前を何種類言うことができるかが目安になる。羽生医師によると70歳の人の場合、13個以上は正常。11個〜12個は軽度認知障害の疑い、10個以下は認知症の疑いがある。こうしたチェックなどで不安を感じたら、早期に医療機関を受診することが重要。
早期に兆候をつかみ、予防につなげようと動きだした自治体もある。東京・足立区が今広めようとしているのは、リスクを調べるための新たなチェックプログラム。13のチェック項目に回答すると、認知症になるリスクが試算されるもの。最大のポイントは、本人に加え、家族など第三者の視点でも調べられること。家族の視点が入ることで、早期発見のケースが増えると期待されていて、足立区では来年度、LINEで配信することを予定している。
数々のテレビドラマなどで活躍してきた俳優・山本學さんは、2年前に軽度認知障害と診断。今回、早期発見の大切さを知ってほしいと取材に応じてくれた。山本さんは「来たか。これは受け止めないといけないと思った」と語った。山本さんは医師のアドバイスのもと週に1度、腹筋や片足立ちなどで全身の筋肉を刺激。食事はたんぱく質を多くとるとともに、野菜や果物を含む多くの品目を食べることを心がけた。先月、山本さんは2年ぶりに認知機能検査を受けた。すると代表的な2種類のテストの点数がともに改善。山本さんの主治医・朝田隆さんは「ほぼ正常。非常に功を奏している」と語った。山本さんは「前向きにやるしかない」など語った。
予防策の効果については、人によって差はあるものの、認知症専門医の総合東京病院・羽生医師は、運動習慣、余暇活動、社会交流をポイントに挙げている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月3日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
塩野義製薬とFRONTEOはチャット絵の会話からAIが認知機能を判定するサービスを発表した。認知機能が低下している人にみられる言葉の使い方などの特徴をもとにAI分析する。自宅でセルフチェックできることから認知症などの早期発見・予防に役立てたいとしている。10月から日本生命が保険の付帯サービスとして提供予定。

2025年8月28日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
姫路中央病院では年間500人が認知症の問診・精密検査を受けているが、約7割は症状がある程度進行した状態だという。早期受診が広がっていない現状。厚生労働省の研究班の調査によると、認知症などの可能性があると医療機関の受診勧められた1083人のうち実際に精密検査を受けたのは7.3%の79人にとどまっていた。検査を受けたなかった理由は、「健康状態に自信があり必要ない[…続きを読む]

2025年8月28日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
兵庫・姫路の病院では認知症の検査に年間約500人が訪れている。厚労省の研究班では昨年度、認知症や軽度認知障害の可能性があるとして、医療機関の受診を進められた1000人あまりに対して追跡調査を実施。早めの診断で治療の選択肢が広がった人もいる。新薬の投与や今後の暮らし方についても家族と相談するようになったという。厚労省は自治体が早期受診を促すための手引を公表。事[…続きを読む]

2025年8月7日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日
羽鳥慎一モーニングショーニュースをわかりやすく 羽鳥パネル
視聴者の質問に医師が答える。どういう生活をしてきた人が認知症になりやすいというのはあるかという質問に「危険因子を持っている人は起こりやすい」と答えた。

2025年7月7日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンNEWS 日替わりプレート
高齢者の詐欺被害をめぐっては、専門家はこれを防ぐための手引き「60歳からのチーム作り」を作成している。あなたの代わりにスマートフォンなどの契約・解約ができる人がいるかと問う様子が見られる。加齢で認知機能が低下した人がターゲットにされる詐欺事件も多く、去年には都内の不動産販売会社の社員らが認知症の女性から5000万円を詐取する事件で有罪判決も下されている。NH[…続きを読む]

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