今月10日、石川県輪島市の避難所で被災者に防寒衣類やトイレキットなどの支援物資が配られた。これらを配っているのはモンベル「アウトドア義援隊」。義援隊の渡辺さんは、アウトドアは自然の中で泊まったりする技術があるので、それを生かした能力を元に被災地支援ができるということで活動を始めたなどと話した。阪神・淡路大震災をきっかけに誕生したアウトドア義援隊。これまでも、東日本大震災など国内外の地震で活動を行ってきた。今回の支援では、震災3日後に第1陣が大阪を出発。石川県羽咋市の倉庫を拠点に、物資不足が深刻だった規模が小さい35か所以上の避難所や老人ホームと約40軒の個人宅を回った。一番喜ばれたのは防寒衣類だという。義援隊を率いる渡辺さんは、災害への備えで大事なことは防災用品を一度使ってみることだという。