能登半島地震発生から今日で3か月。船章登さんは今月から地元郵便局で主に配達業務を担う。船さんの自宅は大きな被害は免れたが珠洲市ではいまもほぼ全域の4250戸で断水が続いている。地元での就職が決まった後に地震が起き船さんは残るかどうか迷ったという。船さんが大切にしたいのは地元の人たちとのつながり。祭りを守ることでふるさとの人たちを元気づけたいと考えている。松岡さんは5人の子どもがいて出産も控えていて教育環境の充実が一番の課題であった。自宅は地震で壊れ住むことができない。輪島市内で新たに希望に見合う物件は見つからなかった。松岡さんは悩んだ末金沢市に移ることを決めた。松岡さんは「いつか輪島に戻ってくるためにみんなで今は頑張ろうねという気持ちになった」などと話した。