東京駅丸ノ内本屋の中にある東京ステーションホテルは開業110周年。ビーフシチューが期間限定で提供される。駅舎は日本近代建築の父と言われている辰野金吾が建築。辰野賞は東京大学建築学科卒業制作の優秀作品に贈られる。日本銀行本店本館をはじめ、数々の辰野式の名建築を世に残し、重要文化財に指定(国指定有形文化財・旧日本生命保険株式会社九州支店、登録有形文化財・旧二十三銀行本店)されたり、地域で愛され続けたりしている。東京駅丸ノ内本屋は2003年に重要文化財に指定された。ゲストリレーションズ・荒木宏太さんに案内してもらう。1914年、開業当時の東京駅は鉄骨レンガ造りの3階建だった。1945年の東京大空襲で一時、2階建てに。2012年、創建当時の姿に復原。東京ステーションホテルの館内へ。創建当初の面影を残している箇所がフロント上部のアーチ。真鍮の装飾に使われているクレマチスの花言葉は旅人の喜び。アーカイブバルコニーはドームのレリーフを間近に鑑賞できる。東京大空襲で焼失したが、2012年に復原、創業当時のデザインを楽しむことができる。工事に5年半、当時のデザインを忠実に再現。クジャクが羽を広げたようなレリーフは豊臣秀吉の兜(一の谷馬蘭兜)がを再現したレリーフ。東京駅を設計した辰野金吾のふるさとの佐賀県唐津市は朝鮮出兵の拠点で先祖も武家だったため、秀吉の兜が使われたと推測されている。ホテル内にあるフランス料理レストラン・ブランルージュでは電車を見ながら食事ができる。ホテル伝統のビーフシチューは西洋料理店・精養軒で料理人をしていた総支配人のアイデアで完成。開業110周年記念コースは11月から。
