福島第一原発の処理水海洋放出を巡り、中国政府は日本産海産物に対する放射性物質検査を強化することを明らかにした。これを受けて中国国内では日本産海産物の需要が急増しており、一部の商品が売り切れる事態に。和食ブームが続く中国には7万以上の日本料理店が存在することから、今後の影響は計り知れない。日本にとって中国は最大の海産物輸出相手であり、国内の水産加工会社では輸出量9割減となる企業も出ている。これに対し野村農水大臣は規制強化を行わないように働きかけるとしている。
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