今日、小泉進次郎農水大臣が備蓄米の随意契約での売り渡しについて詳細を発表した。随意契約では国が直接大手スーパーなどと契約する。まずは2022年と2021年に穫れた計30万トンの米を放出。年間1万トン以上の取り扱いがある大手小売業者を対象に、玄米60kgあたり平均1万1000円程度で販売するという。店頭には早ければ6月にも5kg2000円程度で並ぶことを想定。業者は8月までに消費者へ届ける分の申し込みを行うという。また業者が希望する場所まで国が運ぶ他、政府が同量を買い戻す条件は盛り込まれなかった。今日からメールでの申請を開始。毎日先着順で受け付け、契約・販売が行われるとしている。一方、農水省は米の価格対策を強化するため新たなチームを立ち上げた。地方を含めると約500人規模で、トップは事務次官が務めるという。