この週末、随意契約で調達された備蓄米の店頭販売が始まり、店の前には行列ができた。おととい、アイリスオーヤマが運営する店舗やイトーヨーカドーの都内の店舗などで販売が始まった随意契約による備蓄米。きのうは新たにイオンとドン・キホーテの一部店舗でも販売が開始された。2万トンの備蓄米を購入したイオンでは開店前に約850人が列を作った。価格は1袋5kgあたり2138円(税込み)で約6000袋を用意。小泉農林水産大臣も売り場を視察し、イオンの幹部から説明を受けた。小泉大臣は「5月のうちに店頭に備蓄米を並べることができるとは思わなかった」などと述べた。コメ店向けの枠が上限の2万トンを超える可能性があるとして、農水省はきょう午後5時で申し込みの受け付けを一時休止する。