クマによる被害が相次ぐ問題で、政府が初の関係閣僚会議を開催。個体管理と覚知の強化、侵入防止策の支援が議題の中心となった。文科省は学校における安全対策、農水省は農作物や人の保護、国交省は河川からの侵入阻止などを担当する。取りまとめる環境省は緊急銃猟の円滑な運用とガバメントハンターの確保・育成を強調した。ガバメントハンターとは自治体職員など公務員ハンターのこと。木原稔官房長官は「警察においてはクマに関する知識を習得し、訓練をした警察官の確保、装備・資機材の整備なども含め、ライフル銃を使用したクマの駆除を早急に対応していく」と述べた。
			
